2020年まで毎年乗船していた『ぱしふぃっく・びーなす』が運行を終了してしまったので、久しぶりの船上で演奏のお仕事でした。
池の本和美(Vocal) 渥美知世(Piano) 畠山尚久(Percussion)
ぱしふぃっくびーなす時代と同じメンバー。船上演奏や船上ライフの経験豊富なメンバーです。
新潟〜小樽を2往復。小樽に1泊の旅。
お客様より少し早く乗船し、サウンドチェックだけして、すぐにお客様をお迎えするウエルカム演奏。乗船口のロビーで歌と演奏でお客様をお迎えしました。旅のスタートに彩りを添えて、華やかな気持ちになっていただき、旅のワクワク感が高まっていくのが、お客様の嬉しそうな笑顔を見て伝わってきます。やっぱりこういう演奏があると、旅の特別感が高まるんだな〜って演奏しているこちらも嬉しくなってきます。
昼食後や夕食後は、ロビー・コンサート。最初はまばらだった会場も演奏を聞いてだんだんとお客様が集まってきて満席に。ロビーは上の階まで吹き抜けになっているので、上から聞いていてくださるお客様もいらして賑やかに。
ジャズ・スタンダード、ラテンナンバー、映画音楽、懐かしのポップス、日本の秋の歌、など盛り沢山のプラグラムで楽しんでいただきました。
小樽では1日お休みをいただき、観光することができました。
小樽港には早朝に到着して、早速、駅横の三角市場で海鮮丼で朝ごはん。
その後は運河通りに。小樽はもう晩秋で紅葉も終わりに近く、もうすぐ雪の季節だということ。
夜は、石原裕二郎さんがよく訪れていたという路地裏の居酒屋『かすべ』に行きました。
昭和の匂いがするレトロな居酒屋。最近の都心の居酒屋はチェーン展開のお店ばかりだから、逆にすごく新鮮でした。
こんなふうにお休みをいただける日もあり、自分たちも旅気分を楽しみながら、船上での演奏。とても有難いことだと思います。
名残惜しい気持ちを感じながら新潟港にて下船。東京へ戻りました。やっぱり船旅は楽しかった!