ピアノの演奏は両手を使ってこそ楽しいものです。そして、ここが他の楽器と決定的に異なることですが、ピアノの演奏では、ほとんどの場合右手と左手が異なる動きをします!ここで初心者の方には最初の壁が訪れるのですが、ここを乗り越えていかないとピアノの楽しさが味わえないので頑張って少しずつ練習しましょう!
まずは両手を使ってみよう!
え〜 右手と左手と違う動きをするなんて最初からは難しいよ!
そうですよね。じゃあ最初は同じ動きで練習しましょうね。
とにかく両手を使うということが大事で、最初から両手を使って
練習していった方がいいです。
両手を同じ動きで練習しましょう!
確かに最初から右手と左手に違う動きをさせるのは難しいので、まず同じ動きをさせて練習しましょう。とにかく動かしてみるが大事なことです。
右手と左手で1オクターブ離れたところで同じことを弾きます。とにかく両手一緒に動かしてみることが大切!
多分左手の4と5の指が言うことをきいてくれなくてワラワラする感じがするのではないかな?と思います。でも、そこを頑張って動かしてみましょう!ゆっくりゆっくりでいいですよ。
最初から両手合わせて弾くのが難しかったら、もちろん
①右手だけで練習 ②左手だけで練習 ③両手合わせて練習
の順番で練習してください。
両手でメジャー・スケールを弾きましょう|これちょっと難しいです
のページで、右手と左手片方ずつの運指について説明しました。
これを両手でやってみましょう!同じ音を1オクターブ離れた場所で弾くというのは、先ほどと同じですが、指をくぐらせたり、かぶせたりのタイミングが右と左でずれるので、少し難しいです。
動画で手の動きを確認しましょう(音が出るので注意してください)
右と左の動きが違うから頭が混乱するよ〜
そうでしょう(笑)ちょっとした脳トレにもなりますよ!
これが出来たら、さらにもう1オクターブいきましょう!
ますます混乱するよ〜
最初はゆっくりゆっくり練習しましょう
右手と左手の役割
まずは両手を一緒に動かす練習をしていただきましたが、実際には両手が同じことを弾く場合はそんなに多くはありません。
右手と左手の役割分担としては、もちろん状況によって色々ですが、多くの場合、左手がベースやコードを弾くことで低音部の役割をして、右手がメロディやコードを弾くことで高音部から中音部の役割をします。
今度はそんなことを踏まえて、右手と左手で違う動きの練習をしましょう。
右手と左手の役割として3パターンを練習してみましょう。
右手でメロディ 左手でベース
右手でメロディを弾いて、左手で低音部を単音で弾きます。
右手でコード(和音) 左手でベース
右手でコード(和音)、左手で低音部を単音で弾きます。伴奏する時に使う弾き方です。
右手でメロディ 左手でコード(和音)
右手でメロディ、左手でコード(和音)を弾きます。
いかがでしたか?
左手は右手に比べて動きにくいと思いますが、
練習していけば、段々動くようになるので最初から少しずつ頑張って使っていきましょう!