ピアノの正しい弾き方/正しいフォームを身につけよう

これからピアノを始める方は正しい弾き方を知っておきましょう。正しい弾き方で弾いた方が見た目も美しいし出てくる音も美しいのです。

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せっかく練習するならカッコよく弾けるようになりたいなあ。

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そうでしょう?いつか誰かの前で弾く時に見た目がカッコイイ方がいいし、正しい弾き方で弾いた方がいい音が出るんですよ。

目次

正しい姿勢で弾きましょう

ピアノを弾く時は、ついつい前屈みになってしまって猫背になってしまいがちです。キース・ジャレットやビル・エバンスだったらそれでもカッコイイですけど、一般的には特に女性は猫背で弾いていると美しくないしカッコ悪いです。

ピアニストは正面からではなく右横からお客様に見られることが多いので、横姿が美しいことカッコイイことを意識しましょう!弾いている姿がカッコイイと演奏も上手に聞こえますよね?

そしてもちろん、美しい音を奏でるには正しい姿勢で弾くことが大切です。

正しい座り方

まず両足を床にしっかりとつけて、ピアノの椅子のだいたい半分くらいのところまで浅めに腰掛けましょう。奥の方まで深く腰かけてしまうと上半身が動きにくくなり体のコントロールがしにくくなります。上半身はいつも軽やかに動きやすい状態にしておきたいです。

そして、重心は腰に置き、肩の力を抜き、上半身をしなやかに柔らかにリラックスさせます。

ピアノは88鍵もありその音域は7オクターブ以上、幅にして123cm程あります。せっかくそれだけある音域を使いこなし美しく遠くまで響く音を出すために、上半身をリラックスさせておくことはとても重要なことなのです。と言っても、人は何かにつけて肩に力が入ってしまいがち、肩の力を抜くというのはなかなか難しいことなのです。

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ふ〜ん あたしは力なんて入らないよ。いつもグニャグニャ

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そうね。あなたはいつもグニャグニャね。あなたのように上半身はグニャグニャでしなやかで力が抜けた感じがイイのよ。

演奏する前や練習中に力を抜く方法については、また別の機会にお伝えします。

椅子の高さ

椅子の高さは多少個人差があり、高めに設定する人も低めに設定する人もいますが、原則としては腕(ひじから手首にかけて)の高さが鍵盤とほぼ水平になるように高さを調節してください。

椅子が高すぎると姿勢が前屈みになり猫背になります。低すぎると力がうまく伝わらなくなります。

ピアノとの距離

ピアノと体との距離は何cmが望ましいとか具体的に数字で言えるものではなく、近過ぎず遠過ぎずといったところですが、あえて言うとしたら、背筋を伸ばして椅子に腰掛けて肩から肘が自然に真っ直ぐに降りて、上半身を左右にスライドさせて動かしやすいような距離感が望ましいです。

正しい姿勢

次の写真は悪い座り方の例です。これでは上半身の身動きが取れません。

距離が近すぎる
椅子に深く座り過ぎてい

正しい手の形

子供の頃のレッスンでは「卵をつかんでいるような手の形で」と言われましたが、そこまで指を曲げて手首を高い位置に置かなくていいと思います。

手首を鍵盤に対してほぼ水平にして、手首と第二関節もほぼ水平に、そして第一関節は自然に曲げ指の先で弾くようにしてください。

注意したいのは、第一関節から先が反らないようにすること。指先が反るのは、指が細い女性の方によく見られるのですが、無理な力が指先にかかり強い音を出した時に突き指をする危険があるので気をつけてくださいね。そして、爪が長いのも危険です。

言葉で説明されてもわかりにくいと思うので写真を載せておきます。

こちらが正しい手の形です。

以下は、悪い例です。

手首の位置が低過ぎたり高過ぎたり、少々極端な写真ですが初心者の方には実際にあるパターンです。

せっかく練習するなら、正しいフォームを身につけて効率よく練習しましょう!

アイキャッチはMasterTuxによるPixabayからの画像

この記事を書いた人

tomoyo atsumiのアバター tomoyo atsumi Jazz Pianist / Composer

音楽学校で30年間にわたり講師を務めてきた経験をお伝えするために当サイトを執筆、運営しています。ポピュラー・ピアノやジャズ・ピアノを弾けるようになるために取り組んできた方法や知識を中心に読者の皆さまのお役に立つ情報を公開しています。

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